認知症ケアうたかおるで活用している3つの回想法を公開します

今日の介護、おつかれさまです。

うたかおるは、3つの要素から回想法を盛り込んでいます。

1音楽による回想法

2香りによる回想法

3会話による回想法

です。
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1音楽による回想法

音楽による回想法は、

歌そのもの、音源の音色、一緒に歌う事による記憶

この3つより小学校や女学校時代への記憶に繋げています。

歌そのものは、ふるさと、朧月夜、春の小川といった
唱歌を選んでいます。

さて、ここで考えてみましょう。
もしあなたが介護職の方だとしたら質問です。

なぜ、唱歌を介護に取り入れているのでしょう?

多分、当たり前のようにリハビリで使っていると思います。
いかがでしょうか。
皆さんが知っているからでしょうか?

はい、そうです。その通りです。
答えはこの時代の方、皆さんが知っているからです。

うたかおるに唱歌を選んでいる理由はもう一つあります。
この時代では、お互いの心を一つにする娯楽が歌だったからです。

これは私がお会いした方に聞いたのですが、
当時娯楽は限られており、唯一の楽しみが歌だったと言う方が、
とても多いです。

学級の合唱として歌った、
小学校が終わった後に夕方集まって歌った、
舞台で独唱した、

歌にまつわる話は、お一人、お一人、それぞれ持っていて、
歌い終わった途端に、その時のことをああだった、どうだったと
一気に話し始めるのです。

皆さん、とても活き活きと当時の話をされるます。
あなたにもぜひ見てもらいたいですね。

2香りによる回想法

これはアロマテラピー精油のレモン、オレンジを使うことで、
香り当てクイズのように使います。

オレンジの精油をお湯に垂らし、
「この香りはなんでしょうか?」と言いながら、
鼻に近づけます。

何も匂わないという方もいますが、
あぁこの香り、分かるわよ!といって、
一生懸命に考える方もいます。

「正解はオレンジです」とお伝えすると、
ああそうかと言って、納得されます。

そして、もう一度、においを嗅いでもらうと
納得されて、みかんにまつわる話をされる方も出てきます。

匂いはその時にわからなくても、
何度か試していくうちに、
「ああ、この匂い知ってるよ」と
次第に分かってくる場合もあります。

これはアロマテラピー精油の化学成分が
作用していると考えれます。
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3会話による回想法

音楽と香りにより、安心できる環境を作った上で、
3つ目の会話による回想へ入ります。

これは主に小学校、女学校の話になります。
しかし、中には家族で歌っていた事が深い記憶となっている場合がありました。

吉野さんは、四姉妹の3番目でした。
4人集まると、お姉さんや妹、誰とは言わずに歌い出したそうです。

その声はどんどん大きくなって、
家の中に響き渡ったそうです。

そこへ、仕事を終えて、本を読んでいたお父さんは、
「うるさいぞ〜。」と言いますが、
娘たちはお構いなしです。
さらに大きい声になっていきます。

これにはさすがにお父さんも参ってしまい、
別の部屋に逃げて言ったそうです。

吉野さんはこのお話を嬉しそうに笑いながら話します。
吉野さんは短期記憶がないため、
話終えた後、すぐにまた同じ話を始めます。

ここでは同じ話をすることは全く気にしません。
むしろ、吉野さんが喜んで活き活きと
そのお話をしていることが大事です。

そして、また次の歌を歌っていきます。
これがうたかおるで活用している回想法です。

まとめ

いかがでしょうか?

うたかおるでは、認知症の人が持つ不安を取り除いて、
安心できる環境作りを大事にしています。

その中心の考えが回想法にあります。

今お伝えしたことが分かれば、うたかおるの半分くらいは
理解されたと思います。

どうぞ、あなたの環境でも
行なってみてください。

思わぬ発見があると思いますよ。
【追伸】

感想や質問などありましたらメッセージしてください。

いただいたメッセージには1つ1つ必ず目を通しています。

一人で悩まずに、お気軽にどうぞ。

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