【必読】認知症の人が怒る時の対応でしてはいけない事

毎日の介護、お疲れ様です。

認知症の方の急な態度の変化、怒りっぽくなる。
今まで温和な方だったのに、まるで別人のようになってしまう。
もともと短気な方が、さらに輪をかけて怒るようになった。

ご家族の方も驚いて、どうしていいのかわからなくなってしまいます。

怒鳴ったり、ものを投げたり、暴力を振ったり。
全くこんなことは初めてです。
そんな時、あなたはどんな対応をしていますか?

「怒鳴り返してます」

はい、お気持ちわかります。
あなたは、驚いて、認知症が始まる前のように反応してしまったのか、
または毎日の介護に疲れて感情を爆発させてしまったのですよね。

大事なことは自分を責めないことです。
誰でも経験する事ですから。

でも、そのままではいけません。
この現状を変えていきましょう。

まずは認知症の人が怒りっぽい原因を学びましょう。

この記事により、あなたは認知症の人が怒り出した時に、
やってはいけない事がわかり落ち着いて対処できるようになります。
それでは一緒に見ていきましょう。

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認知症の人が怒るときの気持ち

短気な人が認知症になって、ますます怒りっぽくなる。
おおざっぱな性格だった人が余計に身の回りに気を使わなくなる。
温和な人だったのに急に攻撃的になってしまう。

怒りっぽくなる上でそれぞれ個人差がありますが、
認知症の人に起こっている事には共通点があります。

それは脳の中で起こっている事、
それは今まで通りに判断して理解できる部分と、
身に覚えがなく全くわからない事が出てきて、
それが入り混じっている状態。

つまり「ここまでは自分はどうなってしまうのか?」という
不安や恐怖を、誰もが日々強く感じているのです。

激しく怒り出した本人はどう思っているかと言うと、
今までの自分と今の自分のギャップ
苛立っているケースが多くあります。

例えば、掃除です。掃除の仕方がわからない。
「教わった通りに使えない」「使い方が間違っている」
その事を苛立ったり、責められたり、そのギャップに苛立っています。

今までしていたことができない事による焦りもありますし、
家族の言うことが理解できないという不安もあります。

間違いを指摘されるとバカにされたと感じてしまう。
勧められただけなのに命令されたと思ってしまう。
そして、出来ない自分はもう必要とされていないと感じる。

「今まで通りに、ちゃんとやりたいと思っているんだ。」

「でも、できない自分に腹が立ってくるんだよ!」

できない自分に腹が立つ。
でも、このもどかしさを誰も分かってくれない。

この状況は不安でもありますし孤独でもありますよね。
自分で自分を追い詰めてしまう。
この苛立ちからどうしても暴力的になってしまうのです。

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認知症の人が怒るときにやってはいけない事

この状態を専門用語を使ってお伝えすると、
正常な意識と記憶障害が入り混じった状態のまだら症状であり、
その不安定な状態による影響から、
将来どうなるのかという不安や恐怖を強く感じているため、
怒りやすくなっているのです。

つまり、あなたの近くにいる認知症の人だけでなく、
認知症の人なら誰もが通る道という事です。

いかがでしょうか?

自分が自分でなくなっていく恐怖や、
出来ていた事が出来なくなるもどかしさ、
認知症の人がそんな思いに振り回されていると思うと、
あなたも相手の気持ちを理解するきっかけになりそうですね。

では、そんな苛立ちや孤独感、喪失感や焦りを持っている人に
やってはいけない事は何でしょうか?

これはやってはいけません。
・怒鳴り返す事
・力で押さえつける
・性格を変えようとする
・今まで自分が知っている状態へ戻そうとする

記憶がないことで混乱している中、
プライドを傷つけられる出来事になってしまいます。
無理に止めると火に油を注ぐことになり、さらに怒りが爆発してしまいます。

「じゃあ、どうすればいいの?」

こんな対応がおすすめです

まずは一呼吸おきましょう。
深呼吸してください。

相手の怒りにつられずに自分が落ち着いてからです。

認知症の人の怒りは、実は自分自身への怒りです。
あなたに対してではありません。
認知症の人の怒りを落ち着かせてあげることが大切です。

1自分の言葉がきっかけの場合

自分が言った言葉から始まったことなら、ひとまず謝りましょう。
正しい正しくないは、ここでは考えないようにします。

もし認知症の人の言葉がきっかけの場合、
そのことを注意したり叱ったりしてはいけません。
「ごめんね、ちゃんと聞かなくて」などと、
寄り添う姿勢で臨みます。

2共感の気持ちで話を聞く

相手に謝ったあなたが次にやることは共感の気持ちで話を聞くことです。
認知症の人は思いを伝えられなくて苛立っているので、
あなたは話を遮ったり急かしたりせず、うなずいてみましょう。

認知症の人のことを理解しようとしていること、
ゆっくりと話を聞く姿勢をわかってもらうのです。

3落ち着いたら気分転換を図る

言葉に詰まっているようなら相手の言葉を繰り返してあげたり、
相手のペースに合わせる、待ってあげる寄り添う姿勢を意識しましょう。

様子を見守り、少し落ち着いたら気分転換を図るタイミングです。
「散歩に行ってみようか?」など気分を変える提案をしてみましょう。

4他の人に替わりましょう

一緒に居られるなら良いですが、
可能なら他の人へバトンタッチします。
あなたもホッと一息つけることでしょう。

また、どうしてもうまく行かない場合も他の人に頼めるなら、
頑張る必要はありません。他の家族や第三者の力をかりましょう。
他の人が対応することでうまく収まる場合もあります。

まとめ

いかがでしょうか?
認知症の人が怒る原因を一緒に見てきました。

もうあなたは認知症の人が怒り出した時につられる事はありません。
不安な思いに共感して目の前にいる認知症の人の気持ちを

認めましょう。そして対応していきましょう。

認知症の人も誰かの役に立ちたいと思っています。
できる範囲の家事を手伝ってもらうの良いです。
その際、大事なことは結果に期待しないこと。
そして、ほめること感謝する言葉を伝えるです。

これだけでも認知症の人の表情や言動が落ち着いてきますよ。

以上、認知症の人が怒る時の対応でしてはいけない事でした。

【追伸】
文中にてご紹介した症状の事を書いてある記事をご紹介します。
こちらも合わせて、お読みください。

記憶障害(物忘れ)

まだら状態

【追伸その2】

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