認知症の人が頑固になる理由とは?対応は?

今日の介護、お疲れさまです。

認知症の人が頑固になる。

このタイトルに目が止まったあなたは、
認知症の人のこのようなことに困っているのでしょうか?

・自分がしまい忘れたのに人のせいにする。
・床を汚したのは自分ではないと言い張る。
・素直に認めればよいことを認めないで、
「やった」「やってない」の言い合いになる。

トイレがわからずに床を汚してしまって、
言い争いの大騒ぎした後、なんだか不毛な気持ちがして、
介護しているあなたは、ドッと疲れが出てくる。

お気持ちお察しします。

毎日何かと言い訳が続いていたら、
さすがに介護やイヤになりますよね。

でも、これも認知症の症状なんです。
あなたの近くにいる人だけが頑固になっている訳ではなく、
多くの認知症の人に現れることなのです。

今回は、認知症の人が頑固になる理由を、
お伝えします。

この記事により、あなたは
頑固な反応の理由を知って、言い訳ばかりする事に
腹を立てなくなるでしょう。

それでは始めましょう。

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認知症の症状により”頑固になる”理由

実は認知症の人はなんとなく感じています。

「自分が何かおかしい事を言っている」とか、
「何かおかしい事をした」

と感じているのです。

ただ認知症の人は自分にとって
不利なことをなかなか認めません。
自分が不利になることは認めずに我を通します。

嘘をついているかと思いますよね。
でも嘘をついているわけではありません。

意地っ張りになっている訳でもないのです。

自分が何かおかしいことをしたと感じていながらも、
それを隠すのが認知症の行動です。

頑固でも嘘でも意地でもなく、
自分がおかしい事をしたということを隠してしまうのです。

このことを専門用語では
自己有利の法則と言います。

なぜ認知症の人には自己有利の法則が働くのでしょうか?

どんな人にでも自分の能力が下がってきたり、
失われたりしたことを認めたくないと思いますよね。

能力が落ちている、失われいてる事を認めたくない、
そんな自分を守りたくて強く主張したり、
自分の気持ちをコントロールして社会に適応しています。

でも認知症の人は、
自分の気持ちをコントロールすることよりも
自分を守るという行動だけが本能的に出てしまうのです。

もちろん記憶障害のために何も覚えておらずに、
自分はやっていない知らないと言っている場合もありますが、
制御機能が失われた認知症の人には、
自己有利の法則が働いていると考えるのがよいでしょう。
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認知症の人が頑固になっている時、とるべき対応とは?

ここまでで、なぜ認知症の人が頑固になってしまう、
我を通すようになってしまうのか見てきました。

ではあなたや周囲の人は、どのようにすれば
良いのでしょうか?

まずは私たちが知っている言い訳とは違う事を頭に入れます。
その場逃れのために思い巡らせて言っている言い訳ではなく、
言い訳すること自体が認知症の症状と知っておく事です

認知症の症状として認めてしまう

私たちの基準で、認知症の人の言い訳を捉えると、
非常にストレスも溜まりますし疲れてしまいます。

この言い訳は認知症の症状なんだとわかっているだけで、
腹も立たなくなるでしょう。

腹を立てずに言い訳をそのまま受け止めてみてください
受け止めるにしても認知症の人の言い訳は、
明らかにおかしいところや矛盾があると思います。

だからといって間違っていると言って、
認めさせようと説得しても意味がありません

意味がないどころか悪い感情が残ってしまうと、
あなたとの関係が悪化する原因にもなってしまいます。

最初は受け止めることから始めましょう。

この状態を収めることを優先させる

受け止めることが出来たら、
次はこの状態を収めることを優先させましょう。

床を汚してしまったら、床の掃除をする。
床を汚さないような対策を立てるなど。

お金を払わずにお店から持ってきた品物があった場合、
支払いを済ませるなど。
言い訳や頑固になるのが認知症の症状だとわかって入れば、
その場を収めることに頭を使えるので、
疲れはあるでしょうが納得はできると思います。

まとめ

いかがでしょうか?

認知症の人の頑固さを症状と思わなければ、
どうして意固地になるのだろう。
なぜ言い訳をするのだろうと思い、
平気で嘘をつく人だと思ってしまいそうですよね。

でももう大丈夫です。

この記事が介護のストレスが少しでも減っていく
きっかけになることを願っています。

【追伸】
文中にてご紹介した症状の事を書いてある記事をご紹介します。
こちらも合わせて、お読みください。

悪い感情が残る

【追伸その2】

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